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2011年5月4日水曜日

◆まさかの実松

5月4日阪神戦、4-3でサヨナラ勝ち。

「よく覚えてません」と、とぼけたインタビューが意外と好印象の実松のサヨナラヒットで巨人の勝ち。

これまで巨人に来てから敗戦捕手としての仕事以外ほとんど活躍のなかった実松捕手。巨人の有名どころがいつもきりきり舞いする藤川からのヒットは誰も予測していなかっただけにうれしい勝利。
これを機に今後活躍してほしいものだ。

しかし、試合内容としては今ひとつ盛り上がりのない弱いチーム同士の試合といった印象をうけた。

やはり阪神打線は迫力がない。
1回こそ鳥谷のポテンヒットをきっかけに3点を取ったが、その後これといった攻撃もなく9回までそのまま。

巨人投手陣は先発が金刃。
ちょっとまだ先発できるレベルとは思えない。
よっぽど先発ピッチャーが苦しいのだろう。
中継ぎで投げたときは150K近くの球を投げていたが、先発になったらいつもの通りの球速。
スライダーがそこそこコントロールできていたので阪神打線の不調にも助けられて何とか5回まで(4回?)持ったが、能見を100とすれば60くらいの実力だろうか。
あのストレートで行くのであれば、もう一つ有効な変化球が欲しい。
(シンカーかチェンジアップだろう)

中継ぎは西村。
いつも通りの調子で悪くはない。
だが、信頼できるかといえばそうでもない。
ストレート、シュートはOK
スライダーはもう一息。
たまにフォークも投げるがほとんど使い物にならず。
決め球さえあれば一流の仲間入りできる素質とは思うのだが。

高木
コントロールさえばらつかなければ中継ぎでそこそこは使える。
左なので貴重な存在ではある。
今日は悪くなかった。

越智
まだまだ。
もっとスライダーを使うべき。
真っ直ぐとフォークだけでは抑えれるほどの球ではない。

打線は相変わらず湿っている。
坂本だけが若干調子が良いって感じかな。

脇谷、小笠原は相変わらずひどい。

ラミレスはコンスタントにそこそこ。

長野はつかみどころがない。
もう少し、安定感が欲しい。

ライアルは相変わらず問題外。
9回もノーアウトで谷が2塁打。
バントもできない。ヒットも打てない。進塁打も打てない。ホームランなんか打つ気配もない。
語るに値しない。
案の定、ボテボテのショートゴロ。
最悪の一打。
が、谷がボンヘッドで3塁へ走り、たまたまセーフになったので非難されずに済んでいるラッキーな男。
谷も結果オーラライで褒められたものでは無い。
(これがシーズン終盤なら結果オーライもありだが)
ただ、ノーアウト1塁から1,2塁間のヒットで城島を3塁で刺した送球は素晴らしかった。
結果的にあのプレーがこの試合を決めたのかもしれない。
このラッキーをきっかけに一昨年のような活躍を見せてほしいものだ。

 

両チームの悪いところだけが目立った凡試合だった。

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